

- 「ガイド役をしていただくのは、
人形町今半・調理課の松本さんです」 
松本さんは26歳と19歳の二人の息子さんのお母さん。
最近、26歳の息子さんとアニメ映画を観に行ったそうですが、
そのタイトルはヒミツ。
- 「工場に出勤して、まず最初に
することは何でしょうか?」 

まずは手洗いです。次に白衣に着替えます。着替えが終わったら、エアシャワーに入って全身を洗浄し、靴を変えます。

- 粘着ローラークリーナーでポーズを決める富士原さん

この後、粘着ローラークリーナーで髪の毛やホコリをとって、もう一度手洗いをしてからエアシャワーを浴びます。
- 「エアシャワー初めて見ました!
念には念を入れた衛生管理ですね」 
- エアシャワーって、ナニ?食品工場や半導体工場など清潔な状態に保つ必要のあるクリーンルームの出入口に設けられる装置です。埃やウィルスを持ち込まないよう、清浄な空気を吹き付けて除去します。



人形町今半では、ライン作業、調理室、衛生管理室など、それぞれ担当業務があります。今、調理室で明日の仕込みをしているので、見にいきましょう。

- 「おいしそうなお肉ですね!」

これはローストビーフにするお肉なんですよ。

このスチームコンベクションという機械で調理します。

- スチームコンベクションとは一体!?スチームコンベクションは、”煮る・焼く・蒸す“ことができる万能選手。ただし、たった一つの弱点は“焦げ目をつけられないこと”なのだそうです。

こちらはスチームコンベクションで調理した後、焦げ目をつけたローストビーフです。この肉をスライスして、ローストビーフのお寿司にします。

- 「ローストビーフのお寿司なんて、
食べたことありません」
「おいしそう!」


人形町今半が選りすぐった牝牛のお肉なので、やわらかくて美味しいですよ。
それでは、ライン作業を見に行きましょう。
ライン作業はパート・アルバイトの方が担当しています。
- なぜ、お弁当工場の手袋は
青色なの? 
- 万が一、手袋が破れたりちぎれたりした場合、その切れ端を発見しやすいのが青。手袋の青は食品にはない色のため、異物混入を防ぐのに最適な色なのです。


- 「女性が多いですね。
何時からスタートしているのですか」 

お弁当の注文数によりますが、基本は6時スタートです。ライン作業は午前9時に終了する1便と、午後12時に終了する2便があるのですが、シフトはさまざまです。なかには午前4時から出勤して、午前9時に退勤される方もいます。
- 「シフトは自分の生活スタイルに合わせて
組めるのですね」 
そうですね。午後の時間を有効活用できるので、1便のシフトには育児中の主婦の方、学生さん、留学生の方がたくさんいますよ。
- 「留学生の方もいるのですか」

結構いますね。日本語学校は13時からはじまるところが多いみたいで、1便でシフトを組んでいる方がほとんどです。
- 「シフト通りに出勤できないことも
あると思うのですが、その場合
シフト変更もお願いできるのですか」 
もちろんです。不測の事態はフォローします。多いときにはスタッフが約50人いますので大丈夫です。
- 「作業には担当があるのでしょうか」

基本的には決まっていませんが、皆さんそれぞれ得意分野があって、自然とその作業を担当していることが多いです。その方が効率もよいですね。
- 「未経験でスタートされる方は、
どのような作業から始めるのですか」 
まずはラインの速さに慣れるため、簡単にできるものからお願いしています。早い方だと1カ月くらいで慣れますよ。
- 「ライン作業はどのような方が
向いていると思いますか」 
やはり一生懸命やってくれる方ですね。協調性のある方も大歓迎です。アルバイトが初めてという学生さんもいます。難しい仕事はありませんので安心してください。


- 「これは出荷準備でしょうか」


そうです。箱詰めもだいぶ進んでいるようです。この後は配送の仕事になりますので、担当の伊東さんにバトンタッチしますね。
- 「松本さん、ありがとうございました!」


- 「いよいよお弁当の配送です。
ガイド役をしていただくのは、
人形町今半・営業課の伊東さんです」 
- 伊東さんは2年前に知り合った彼女と
もうすぐ結婚されるとのこと。
新婚生活楽しみですね。末永くお幸せに!
- 「伊東さんが運んでいるその保温ケースに
お弁当が入っているのですね」 

そうです。この保温ケースには番号が振ってあるのですが、それは車の号数番号なんです。
- 「車の号数番号というのは
どういうものですか?」 

車の後部にまわってみてください。号車番号があるのがわかりますか。この車は1号車なのですが、保温ケースには車の号数が記載されており、その番号ごとに車に積み込みます。
- 「これはアルバイトの方も
行うのでしょうか?」 

いいえ。まず社員が今日の納品先を担当者別に振り分け、お弁当を号車ごとに車に積み込みます。アルバイトの方には午前は配送、午後はお弁当容器の回収をお願いしています。


- 「配車コースはいくつあるんですか?」


だいたい40コースですね。営業スタッフは全員で約60人いるのですが、一日45人ぐらいで配達しています。一人平均で6~7件を担当しています。
- 「ドライバー未経験で
スタートされる方はいますか?」 
もちろんいます。入社したてのアルバイトの方は、社員の実務指導がありますので心配はありません。仕事に慣れるまでは社員の車に同乗して仕事を覚えてもらいます。独り立ちするまでに、経験者の方だと約1週間、未経験の方は1~2カ月ぐらいかかりますね。
- 「独り立ちするには
テストのようなものがあるのですか?」 
はい。課長または私が同乗し、最終チェックを行います。安全運転ができているか、お弁当内容の把握・おろし忘れをしないための指差し確認をしているか、敬語をきちんと使えているかなどをチェックします。さらに、地図を見ながら効率的な配送コースを自分で組み立てられるようになったら合格です。
- 「配送ドライバーは
どのような方がいるのでしょうか?」 
年齢層は20代~60代まで幅広く、異業種から転職されてきた方が多いですね。女性は4名います。 ドライバーと2人体制でまわる配送助手という枠もあります。助手の方には配達のみを担当していただいています。
- 「シニア層の方もやはり異業種から
転職された方が多いのですか?」 
ほとんどが異業種から転職または定年退職された方ばかりです。なかには大手メーカーで在庫管理のエキスパートとして活躍されていた方もいます。人形町今半はオリジナルのお茶も扱っているので、その方には、お弁当配達後、お茶の管理をお願いしており、本当に助かっています。


- 「異業種での経験が生かせるんですね。
積み込みはそろそろ終わりでしょうか。
ドライバーの方がいらっしゃいました」 

ドライバーには納品忘れや入れ違いを起こさないように、このようなチェックシートを渡しています。人形町今半では社員とドライバーで商品に間違いがないかWチェックを行っています。
- 「ドライバーの方が出発されるようです。
気をつけていってらっしゃい」 
- イケメンドライバーの山崎さん

行ってきます!



そろそろお昼なので、食堂に行ってみませんか。

- 「食堂があるのですか」

はい。まかないがありますよ。若手社員10人が日替わりで、カレーやタコライスなど、得意料理を披露してくれています。今日は鶏肉とカシューナッツの炒めものですね。


時間によっては、このようなまかない弁当を持って配達に向かうドライバーもいます。
- 「食堂は和気あいあいとした
雰囲気ですね」 

社員、パート、アルバイト関係なく食堂に揃って食事をとっています。仲がよい職場ですよ。

配送が順調に終わって、お昼にみんなとまかないを食べるのも楽しみの一つなんです。

- 「お忙しいなか、いろいろとお話を
聞かせていただき、
ありがとうございました!」



白河第一センターのみなさん、
ご協力ありがとうございました!


白河第一センターの皆さんが
人形町今半のお弁当に対して誇りを持っており、
食材を大切にしていることが印象的でした。
社員・アルバイト関係なく、
また年代も国籍もさまざまな方々が、
食堂で一緒にまかないを食べている姿に
こちらも和んだ気持ちになり、
和気あいあいとした職場なのだなとつくづく思いました。
